2008年6月 6日 (金)

卒業

数日前になりますが、ようやく冬学期の成績がそろい、どうやら無事にLLMとして卒業できるようです。ほっとしました。色々とアドバイスをいただいたみな様、本当にありがとうございました。

ここ数日のアナーバーは、東京の夏を思わせるような暑さが続いており、そんななか家の冷房が故障したり、もとのPCがおかしくなりかかったので修理に出したり、パスポート更新のためにデトロイトに2度行ったりなどでバーの勉強がかなり遅れ気味です。ピッチをあげなければと思います。

6月になり、部屋の窓から見える木の葉の緑が徐々にこの部屋に入居しはじめたときの姿に近づいてきました。もうすぐ渡米して1年がたつんだなと実感させられます。

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2008年5月 9日 (金)

卒業!

報告が遅れてしまいましたが、おかげさまをもちまして5月3日をもって卒業いたしました!

試験期間が5月1日までだったので当然のことながら成績は返ってきておらず、「卒業見込」の状態のまま卒業してしまうのはとても不思議な感じがします。しかし、今学期は厳しいカリキュラムながらも秋学期と比べると日々の勉強も試験対策も非常に充実していたと思いますので、LL.M.の学位の取得自体は大丈夫ではないかという手ごたえを感じています。

また、ペーパーに関しても卒業後の5月中旬とかが締め切りで残しているクラスメイトが約4分の1くらいはいるのですが、私の場合、4月上旬・中旬が締め切りだったのでこれもすべて終えており、すっきりした気分でキャップス&ガウンを着用しての卒業式にのぞむことができました。ただ、前日、友人らと朝の5時まで飲んでしまったために卒業式の祝辞を聞きながらぼーっとしてしまったこと、顔がむくんでしまっていたので普段にも増して写真映りが悪くなってしまったことが非常に悔やまれます。せっかくの日なのに(涙)。

それにしてもこの季節のミシガンは新緑あふれ本当に美しいです。

卒業生による事前の選挙によって選ばれた卒業生代表のスピーチは、山あり谷ありのロ-スクール生活を振り返りつつこれまで支えてくれた人に対する感謝の気持ちを織り交ぜた非常にしっかりしたスピーチで、OBゲスト(NBA Celtics の共同経営者)によるスピーチは、未来について語った大変示唆に富んだスピーチでした。それにしてもスピーチを行う卒業生代表を学生の選挙で選ぶというのも日本では考えにくいことだと思います。そして、生徒の名前が一人一人呼ばれて壇上にあがり、Deanと握手し、Assistant Deanから証書の授与。この8ヶ月間、大変なことも多く頑張ったと思うだけに涙がこみあげるとまではいかないものの、感動ものでした。

翌日はクラスメイトたちとBBQとサッカーをし、その翌日はDCへと旅立つクラスメイトを一人空港まで送りました。ロースクールで勉強を続ける人、NY Bar Examを受ける人、しばらく旅に出る人、仕事に戻る人など徐々に散り散りになっていっています。

さて、来週はシカゴ旅行で大都会の雰囲気を満喫してきます。帰ってきたらいよいよBarの勉強開始です!

(写真掲載しました。学生代表のスピーチです。)

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2008年5月 2日 (金)

試験終了!

30日に試験が終了しました!

今学期は授業自体に対する慣れもあり、また、先学期の反省を踏まえて予習や復習の方法も工夫していましたので先学期より見通しよく戦えるかと少し思っていたのですが、4月上旬にペーパーの締め切りが重なったこともあり、結局、試験期間中は睡眠時間を削っての体力勝負で何とか押し切った感じです(笑)。特にP教授のSecurities Regulationの試験の前の夜は、プレッシャーで寝ることができず一睡もしない朦朧とした状態で臨みかろうじて気力で乗り切りました。こんな経験はこの時期しかできないので、そのうちいい思い出になると思います。

さて、試験が終わったらすぐ卒業式です(試験期間の最終日が1日で、卒業式は3日!)。NY Bar ExamまでA2に残留する身としては、もう少し先でもいいんじゃないのと思ってしまいますが、Barを受けずに母国に帰ったり、新しい環境に身を転じたりするクラスメイトからすると卒業式が先であればあるほど新しい第一歩への踏み出しが遅れてしまう(あるいは卒業式まで待たずに移動していまう人が増える)といもいえますので、名残惜しくはありますが、合理的なやりかたということでしょうか。

NY Barのことを考えるとちょっと気が重いですが、まずは明日の卒業式、楽しんできたいと思います!

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(近所の桜です。)

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2008年4月18日 (金)

授業終了、そして

水曜日でロースクールの授業が終了し、本日、Negotiationsのペーパーを提出しました。ゼミの課題は先週水曜に終え、今週火曜はInhouse counselのペーパを出し、そして今日と我ながらよく頑張ったと思います。一時は重圧で押しつぶされそうでした。

授業が終わっても来月からBarBriがあるからか、試験へ向けてのプレッシャーからか、年をとったからか意外と感慨がありません。涙の一つぶくらい出るかと思っていたのですが。

そういえば野球選手もキャンプのシーズンになって、キャンプに参加してない自分に気づいて、はじめて引退したことを実感すると聞いたことがあります。そんなものかもしれません。

ともあれ、これで来週から始まるFinal Exam3科目に全力投球です!

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2008年3月28日 (金)

APALSA

APALSAのお祭りに参加してきました。アジア系アメリカ人のロースクールが主に所属するロースクール内の親睦団体のようなものです。

カラオケ大会あり、

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優勝者は、審査員の教授に「You should throw away your law job.」と言われ、

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中国ダンスあり、

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インドのBollywood風ダンスあり、

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いい気分転換になりました。

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2008年3月27日 (木)

Moot Court

学内でいくつか開催されている模擬裁判の大会のうち、最も格式が高いとされ、本年で84回めを迎えるCampbell Moot Court CompetitionのFinalを傍聴してきました。

この大会は、9月ころから始まり、架空の事案についてまずは書面でのBriefをもとに参加者を絞り込んでいき、準々決勝からはBriefに口頭弁論が加わり(審査員は教授たち)、準決勝を行い、決勝は連邦高裁のベテラン判事3名を審査員に迎え行います。我がロースクールのトップレベルの学生がどんな弁論を行うのか楽しみに見学してきました。

さて、事案は概略こんな感じだったと思います。

Fは、娘D(乳飲み子)の面倒を見てもらうために友人N宅を訪れる目的でNのアパートの建物に入りN宅に向かって廊下を歩いていたところ、Nの隣人Cのアパートを捜索令状(嫌疑は違法な薬物、銃器の取引)に基づき捜索しようとしていた10名の武装警察官に遭遇した。当該地域はギャングが活発に活動している地域であったため、Fを見かけた警察官Gは、自身または他の警察官に危害が加えられることを防止する目的でFを制止し、廊下の壁に手を当てて立たせ、Fの身体およびFが携帯していたバッグを開被せずに捜索したが、武器等は何も見つからなかった。その後15分間、C宅で捜索が行われている間、GはFの立ち退きを認めなかったが、FがDをあやすことは認めた。FがDにかける毛布を取り出すためにバッグを開けたところ、バッグの中から自動小銃の姿が見えた。Gは直ちに当該自動小銃を差し押さえ、Fを銃器の不法所持(Hutchins州法違反)で逮捕した。第一審、第二審ともにFには有罪判決が言い渡され、FはHutchins州最高裁に上告。

論点1:連邦憲法修正第2条は、銃器保持の権利を国民に保障しているか、仮に保障している場合、Hutchins州法は合憲か。

論点2:Gの行為は、Michigan v. Summersで拡張された捜索令状に基づく行為の範囲内といえるか、それともその範囲を超えて連邦憲法修正第4条違反とならないか。

いかがでしょうか?

さて、この決勝戦は、教授、生徒など200名くらいの聴衆が訪れ、実際の法廷のように審査員(裁判官)は法服姿で、裁判官が入室される際には傍聴者は起立しました。サマースクールで地元の裁判所を見学した際にも感じたのですが、ベテランの裁判官の威厳は本当にすごいですね。生徒たちの口頭弁論の途中でもそれを遮って容赦なく鋭い質問を浴びせかけます。生徒たちも緊張しながらも負けじと応戦。

気になる結果はというと、論点について実体的な判断を下すのではなく、Brief(25枚までという限定つきのようでした)および口頭弁論の優劣で勝敗の審査が行われました。その後、裁判官による講評が行われCampbell Moot Court Competitionは幕を閉じたのでした。

裁判官の講評で印象に残ったのが以下、2点。

In facing a judge, do not forget the ABC. Accuracy, Brevity, and Clarity.

The first five sentences should go to the heart of the case.

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(当日はカメラを持参しておらず、口頭弁論の光景を写真に撮ることができませんでした。口頭弁論を終え裁判官たちが合議している間の休憩時間中にロースクールの寮に住んでいる中国人LLMに頼んでカメラを持ってきてもらい、なんとか講評中の写真を撮ることができました。)

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2008年3月13日 (木)

Auction

ロースクールでの生活もあと2ヶ月を切ってしまいました。相変わらず授業の準備、復習、そしてペーパーの準備に相当な時間をとられるという現状は変わらないのですが、学内でのイベントに積極的に参加するよう心がけています。

今日は、Student Funded Fellowships Auctionが開催され、参加してきました。オークションに出される品は全部で800品以上あり、その一覧表をわざわざ印刷物にしてしまうくらい力の入った企画です。

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品物は、何かのチケット(地元のものだけでなく、NYブロードウェーのミュージカル鑑賞券も多数)のようなありがちな物だけでなく、「教授とゴルフする権利」とか「教授とフットボールを見に行く権利」といった教授または全米各地で活躍しているOBと一緒に何かをしたりどこかに行ったりする権利などもあり、また、「Deanがこの冬愛用していたコート」も「もう暖かくなってきたからいらないでしょう」などという理由で出品させられていました。「BarBri半額券」なんていうきわめて実利的なものも(笑)。

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約40品が教室内でのLive Auctionで落札の対象となり、これは何人かの教授が交代でAuctioneerをつとめ、半ば酔っ払いながらジョーク飛ばしまくりで進行し(校舎内のイベントとしては非常に珍しくお酒も提供されていました)、価格をせり上げていました。1000ドルを超える高額落札品も多数。。。

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こちらの女子生徒、確かSeinfeld教授のご自宅に4人でお邪魔して手料理をご馳走になる権利を1200ドルくらいで落札し、ガッツポーズの図。よほどファンなのでしょうね。

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こちらの先生は生徒に負けじと熱くなり、ついに上着を脱ぎすて(写真左下参照)教壇に脚をのせておられます。。。

その他の品物は、Silent Auctionといって廊下に紙が置いてあり、購入希望者が落札価格を記入し、締め切り時における最高価格記入者が落札というかたちで、校舎全体を巻き込むような形で進められました。

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結局、私は2品落札し、あと1品をAsia Law SocietyのJDの友人と協同で落札しました(合計支出:220ドル)。

1)JJ White教授のサイン入りのUCC解説本

商品の引渡しを受けに行ったら、本はもらえず証書だけをもらい、本自体は直接JJとやりとりのうえいただくということのようです(汗)。

2)Detroit Symphony Orchestra鑑賞券(2枚)

<協同落札>

3)Howson教授がパリマラソンに出場する際に着用するTシャツのデザインを決める権利

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誰かと事前に示しあわせていなくてもこういうイベントに行けば知り合いを見つけて合流できるし、新しい知り合いを増やすこともできる。騒々しい飲み会より私はこういうイベントが大好きだ。

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2008年2月25日 (月)

冬休み

今日からロースクールを含め、大学全体が1週間の休みに突入。大学の一組織である妻の英会話教室も休みです。

この1ヶ月来、「この休みどうする?」ということがよく話題になり、「冬休み」と言うか「春休み」と言うか躊躇したりしていたのですが、正式には冬休みのようです。今も外は雪が深々と降っており、やはり冬休みというのが実態をとらえていると思います。

この休みも旅行に出る者、一時帰国する者、AAに残る者とに分かれますが私はAAに残留し、授業のキャッチアップやペーパーの準備などに勤しんでおります。

AAは、学校が休みになると自動車の交通量も人通りも減り、町全体が本当に静かになります。そんななか図書館に行くのは結構つらいものがありますが、行ってみるとそれなりの数の学生が勉強してますし、LLM卒業もかかっていますのでので頑張りきりたいと思います。

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2008年2月14日 (木)

謎のコーラス団

Securities Regulationの授業は、教室全体を3つに分け、右側は火曜、中央は水曜、左側は木曜というように、座席の場所によって先生にあてられる(可能性のある)日が分けられています。

このように事前予告されている反面、質問に答えられず「予習不足」と認定されてしまうと、Final Examの成績から3点減点(100点満点)されてしまうという恐怖があるのですが。。。

そんなぼやきはさておき、昨日は、私があてられる可能性のある水曜日。しっかり予習して真剣に授業に聞き入っていると、教室の扉が開き、突如として赤、白、ピンクの服を着た学生団がさわやかに登場。

なんだなんだ?

と思っていると、先生に手紙を渡し、突如として先生に向かいアカペラでコーラス開始。

はぁ、授業中なのに、こんなんあり?

しかも、男が男に向かってラブソングを熱唱してるんですが。。

そういえばバレンタインだったんですね(笑)。

なんでも「ロースクール合唱団がバレンタインにあなたの意中の(?)人(教授、生徒)がいる教室を訪れてメッセージカードとラブソングを贈ります!」という企画なんだとか(ちなみに事前申込が必要で有料です)。。。

なんと粋な。。。

受け手もみんなも楽しめるハッピーなアメリカらしい企画でした。

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午前の授業では、あっけにとられていましたが、午後の授業では携帯カメラで衝撃の光景をなんとか写真におさめることができました(受け手は男子学生でした)。

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2008年2月 9日 (土)

科目紹介(2)

今学期の履修科目紹介の第2弾です。

1. Negotiations
仮想的事例について役割を設定し、事例上与えられた達成すべき目標を目指して交渉を行うシミュレーションを毎回のように行い、その結果やリーディング課題に関するディスカッションを通して交渉のなんたるかを学ぶコースです。今まで何気なく行っていたことについて認知心理学的なアプローチから明確な説明が与えられたりするなど、交渉そして合意形成へのプロセスに関して「気づき」が多いです。JDと組になってのあるいはJDと相対してのシミュレーションでは、彼らの思考プロセスを学ぶことができ、想定外の展開に唖然とさせられることもしばしば。また、シミュレーションとはいえ交渉の場でのネイティヴ学生の話し方は容赦なしですので、英語の鍛錬にもなっています。

2.Mergers & Acquisitions
教授は、HBS, Yale JD, I Banker, M&A lawyerという経歴です。「私がM&A lawyerの仕事を始めたときに『こういうことを学んでおきたかった』と感じたことをやっていきたい」言っていたので法的な側面だけでなく、taxなどの周辺分野についても理解が深まることを期待しています。

3.In-house counsel
地元メジャーの企業の法務部門の責任者がin-house lawyer(企業内弁護士)に関する諸トピックを採りあげてくれます。毎回ゲストスピーカーが来るし、アメリカの大企業の法務部の実情を知ることができる機会としてとても楽しく受講しています。リーディングが毎週150ページくらいで、試験に加えてペーパーも課されるので相当負担が重く、LLMは私一人だけと寂しい状況ですが、頑張ってやり遂げたいなと。ああぁ、ペーパーの課題を早く考えないといけない。。。

4.Corporate governance & Stock market development in emerging markets(ゼミ)
中国、インドを中心にそれらに加えて韓国、ロシアのCoporate Governaceや証券取引市場の成長発展を考察するゼミです。これもリーディングが多く、ぺーパーがあるので気が重いですね。ゼミなので当然といえば当然ですが。

Securities Regulationと考えあわせると、今学期は先学期より非常に負担が重いです。LLM一人だけという科目が2つもあり(NegotiationsもLLM2人だけ)、どうしてこんな独自路線を選択してしまったんだろうと思ってしまうときもありますが、自分の知的好奇心に素直に従った結果なので、頑張ってみます。。。

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2008年2月 2日 (土)

科目紹介(1)

今学期の履修科目についてまとめて書こうと思っていたんですけど、今日は飲み会でショッキングな事実が判明したので先行して一つだけ紹介します。

1.Securities Regulation(証券規制)
K教授(4単位)とP教授(3単位)の授業が開講されているのですが、K教授の授業は、履修している他科目と重なるのでP教授の授業をとっています。

K教授の4単位をとれたら卒業までの単位の積み上げがもう少し楽だったのに、と思うと時間割を恨みたくなりますが、こればっかりは仕方がありません。

ちなみに、K教授のクラスは、100名以上の生徒(LLM生も多数←これ重要!)が履修している大人気クラスで、通常の講義クラスでありながら定員が一杯になってしまう唯一のクラスだと思われます。これに対し、P教授は、SECでの実務経験もおありで、ケースブックの著者でもあるにもかかわらず生徒数は30名強に過ぎません。 様々な理由が想像されますが、うち一つの理由は成績評定が厳しいからであるのは間違いありません。P教授とK教授がつけた過去の成績分布を見ると、履修者の数はK教授の方が圧倒的に多いにも関わらず、C+以下の評価を受けた生徒数はP教授のクラスの方が多いんです!!!!!

アメリカの証券規制は、仕事に直接関わるわけでもないので、初回だけとりあえず出席してみてdropする気満々だったのですが、癒し系(?)韓国人クラスメイトSにその旨話したら「一人にしないで」と泣きつかれたのでずるずると受講し続けてしまい、LLM2人力を合わせて何とかサバイブしようと思っていました。

とくると先の展開が読めそうですが、

そんな矢先、日本人クラスメイトから「SをK教授のクラスで見かけたよ」と聞かされ、

今日の飲み会でつっこんでみると、

P教授の授業をドロップしてK教授のクラスに走ってしまったことを激白されてしまいました(涙)。

P教授のクラス、科目の性質上、かなり細かい内容をカバーするにも関わらず持ち込めるのは、条文集のみ。PCもブロックされるので、ノート類へのアクセスも不可(K教授の試験は完全オープンブック、PCもノンブロック)。それで択一形式と論文形式の試験。

竹やりで戦闘機に挑むようなもんですな。。。

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2008年1月28日 (月)

ようやく

秋学期の成績がそろいました。LLM取得要件24単位のうち、ちょうど半分の12単位を無事取得できましたので卒業に半歩未満(今学期の方が厳しそうなので)近づいたというところでしょうか。今学期も油断しているとあっという間に終わってしまいそうなので、自分なりの目標を定めて日々しっかり頑張りたいと思います(これが結構難しいのですが)。

"Hitting the wall" is part of the law school experience. (「How to get into law school」 より)

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2008年1月17日 (木)

Contracts Grade

こんなタイトルのメールが届いたので、データベースにアクセスすると、Contractsの成績が判明しました!

ミシガンロースクールのLLM取得要件は、「24単位、GPA2.7以上(B-相当)」となっています。GPAが2.7を下回ってしまうとLLMを取得できず、MCLという別の学位になってしまうという恐怖があるので、余計なプレッシャーを負わないためにも何とかB-を死守したいと思っていました。(GPAの計算方法にはカラクリがあるのですが、それは一応置いといて。。。)

ほっ。

過去のContractsの成績分布を見てもC+以下の成績は平気でついていましたし、授業の内容もよくわからなかったですし、試験勉強を通しても体系的な理解ができたとは思えなかったですし、試験終了後も生きた心地がしませんでしたから。。。

他のLLM生とも少し話したのですが、残念な成績だった人もいました。LLM生はお客さん扱いで成績は甘いなどという学校があると噂で聞くことはありますが(噂であって本当かどうかは知る由もありません)、ミシガンは本当に容赦ないということを実感しました。

もちろん、一科目の成績が出ただけで秋学期の残りの科目がどうでるかはわかりませんが、週4回朝8時からの授業に出席し(一度寝坊し欠席しましたが)、試験勉強も7時間半の試験も頑張ってそれなりの成果を出せたことは嬉しく思います。

朝8時からの授業に出るとお腹も空くのでおにぎりをつくって持たせてくれた妻にも大感謝です。

と同時に試験勉強を経て、こうすればもう少しできていたのではと感じた点がいくつかあったのも事実です。そういった点を今後の冬学期の授業で活かしていきたいと思います。

(1月19日追記)

JJ Whiteからのメールが印象深かったので、一部引用します。

「I have submitted the Contracts grades to the Registrar. You will be able to access them soon on Wolverine Access.  Beware.  Since these are among your first law school grades, each of you is likely to give the grade more weight than it deserves.  Remember this is only one grade and it may not be an accurate measure of your knowledge.  So do not be too pleased with a high grade or too disappointed with a low grade.」

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2008年1月 9日 (水)

Back to work

冬学期の授業が始まりました。

最初の1週間は、add/drop期間で履修授業の変更が可能な時期なので、とりあえず興味のある授業に出てみたのですが、今日はゼミも入っていることもあり、いきなり初日から4コマ、5時間の授業。はやくも瀕死の状態です。

秋学期の科目の応用科目的な位置づけの科目を選択しようとしているからか、リーディングの宿題の量も多く、金曜日が休みとはいっても今学期も大変そうです。

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2008年1月 6日 (日)

冬学期に備え・・・

旅行から戻ってきた翌日ですが、冬学期が水曜日から始まることもあり、履修予定科目の教科書を購入するために学校の本屋に出かけました。

とある科目の教科書を購入しようとしたところ、「この教科書を購入しようとする人は店員に声をかけてください」との表示が。指示通り声をかけると、「この教科書はここには置けないので倉庫から持ってきます」と言われ「どういうこと?」と思いつつ待つこと数分、息を切らしながら店員が書籍の入ったダンボール箱を持って来ました。

箱を開けてみると判例体系のようなぶ厚い書籍が4冊入っており、「わぁこれは大変な科目だなぁ」と心のなかで愚痴り、店員に対しては「何も息を切らしてまで箱ごと4冊いっぺんに持って来なくてもいいのに」と思いながら、1冊買うねと取り出そうとすると「これ4冊でひとまとまりなんですけど」と言われてしまいました。

冗談でしょと思いつつ、よーく書籍の背表紙を見てみるとVol.1から4の表示が。。。

お値段は正価386ドルのところ、それじゃ学生の負担が重過ぎるということで学校が価格を割り引いてくれて250ドルというありがたいご説明つき。追い討ちをかけるように、「この本、結構売れてるからそんなに恐ろしいコースではないと思うよ」とまで言われ。。。

その本屋には教科書購入後の返品は3日以内というルールがあり、その科目の初講日はまだ先なので、店員さんには申し訳ないけど、購入を見送りました。

冬学期も大変そうです。

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2007年12月21日 (金)

Wrap up

今朝、憲法のペーパーを提出し、これで秋学期の学習がすべて終了しました。明日からは図書館も閉館し(1階のReading Roomだけ24日まで開放)、学校も完全に冬休みモードに突入です。

ところで、ラテンの連中はちょっと違うなと思わされた試験期間中の小話をお二つ。

1)パラグアイ人弁護士のSは、会社法の試験開始に2時間遅れて出頭。なんでも朝5時まで勉強してて、2度寝して寝坊したんだとか。。。それでもペナルティは、試験時間延長の特権の放棄で済み、通常の試験時間で受験させたもらえたとか。

2)ブラジル人判事のAは、I-podを聞きながらノリノリで試験を受けていたところ、「ちょっとそこの君、君」と試験監督に注意されました。その彼とはContractsで隣あわせだったんですけど、一度もノートをとらずずっとネットサーフィンしてました。なぜかNew York Timesのページばっかり。

いやはや試験の受け方一つとっても、色々あるもんです。

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Law SchoolのAdmissions Officeは教室の建物などの一角からほんの少しだけ離れたところにあります。中では一体何が・・・?

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2007年12月20日 (木)

試験終了!

昨日、試験を終えました!

授業が終わってから2週間弱まずは体調を崩さずここまで来れてほっとしてます。普段以上に体調管理に気を使ってくれた妻に感謝です。

試験前の勉強はそれなりに頑張ったつもりですが、試験はやはり厳しく出来に関しては全く自信がありません。ちなみにミシガンではIn Classの試験に関しては1.5倍の試験時間をもらえます(その代わり評価に関しては容赦なし)が、英語で議論を組み立てて答案を書くという作業は思いのほか時間がかかり、総じて時間は足りませんでした(涙)。それでもLLM生限定科目、1L科目、応用科目の試験とそれぞれ異なった雰囲気を感じることができ、とてもよい経験となりました。来学期は日々の予習復習、時間管理などを含めて再考し、しっかり頑張りたいと思います。

さて、これで半期が終わり、交換留学生数名が母国に帰国することになりました。お別れ会に参加してきたのですが、彼・彼女らが年明けからいないと思うとちょっと寂しいですね。授業が始まったらそんな感傷に浸る余裕もなく、また怒涛のように日々過ごしていくのかもしれませんが。

昨年の今ごろは、まだミシガンに出願していなかったことを思うと本当に遠くに来たもんだと思わずにはいられません。

冬休みですが、ヨーロッパ・南米勢の多くは帰国して故郷でクリスマス、正月を迎えるようです。アジア勢は、カナダ、メキシコ、アメリカ国内の旅行に出る人、故郷に帰る人が半々という感じでしょうか。残りの若干名がそのままアナーバーに残るみたいです。

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もはや雪が降っても何とも思わなくなりました。お別れ会のあとも午前3時頃、友人と一緒に20分程度歩いて帰宅しましたが、帽子さえかぶっていれば普通に歩けます(笑)。車もみんなノーマルタイヤです。

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2007年12月 1日 (土)

Negotiation その2

Contractsの授業でまたしてNegotiationの課題が出され、前回は、2対2でしたが今度は1対1の対決(?)。大学と大学フットボールチームのヘッドコーチとの間でのヘッドコーチの退任をめぐる紛争です(笑)。

大学とヘッドコーチとの契約には、期間中の解約の場合、一時金2万ドルをヘッドコーチに支払わなければならないとの条項があります。大学サイドは、チームの成績不振を理由に2万ドルの金額を減額したいと考えています。コーチ側は、翌年度からNFLチームでのアシスタントコーチの仕事を得る見込みで、その報酬はなかなか魅力的です。(しかも、「NFL」ですよ!)そして、契約中のカンファレンス優勝や全米王者達成の場合の追加ボーナスの条項については、これらを達成できなかったので追加ボーナスが発生しないのは当然としても、成績不振を理由とする減額については契約に定めがないので、減額されるいわれはないと考えています。

さらに、ヘッドコーチ在任中に後援会から選手への金銭の不正な授受があったことが発覚しています。これは現段階では、非公知の事実でですが、もし公知となれば学生スポーツの競技規則違反として、大学のフットボールチーム、ヘッドコーチともども罰せられ、大学サイドはさらなるチームの弱体化、それに伴う収入源が予想され、ヘッドコーチ側は、NFLの仕事を確実に失い、将来にわたってフットボールのコーチ業を続けることも困難となる見込みです。

以上、両当事者に配布された事案に加え、大学側・ヘッドコーチ側には、それぞれ相手方には知られていないPrivate Informationが配布され、それらを前提に和解交渉を行います。

私の対戦相手のパラグアイ人LLMは、当初は「試験勉強で忙しいから昼飯を食いながら15分くらいでとっとと済まそうぜ」などと言っていたのですが、「提出課題なんだからご飯を食べながらはないでしょ」と軽く交わして、いざ交渉を始めると、フットボールネタということでお互いムキになってしまい、予定の時間をはるかに延長し、その後の待ち合わせにまで支障をきたしてしまいました。実在の大学名、NFLのチーム名を使っていたのでそこらへんの事情を含めて議論してしまったのです。そういえば彼もWolverinesのシーズンチケットの持ち主でした。問題文を使い切っているので、これは良いことと思うことにします(笑)。他にそんな組はあるでしょうか?

結局、和解案のドラフトまで押し付けられたのですが、試験で問われてもおかしくないような事案に思えるので、いい練習になったと思います。また、実際に和解案を書いてみると「どうしてこの点を見落としてたんだ」と思う点も多々ありました。やはり自分の手で実際に書いてみることは勉強になりますね。来学期のNegotiationsの授業がとても楽しみになってきました!

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2007年11月 7日 (水)

Job Fair(その1)

せっかくのLLM生活を教室での勉強一辺倒で染めてしまうのももったいない気がしているので、色々と首を突っ込むように頑張っています。アジアの法律に興味のある学生の団体にも入り、不肖にも役員(といってもたいしたことは求められないのですが)の一員を務めております。

先日、この団体主催で1L(JD1年生を指します。)向けのJob Fairを開催しました。そこで感じたことやアメリカのロースクールの学生たちの就職活動などについて書いてみようかと思います。

まず、アメリカのロースクールは「大学院」としての位置づけなので、入ってくる生徒は「大卒」が前提です。ちなみに、アメリカでは日本の大学の「法学部」に相当するものはなく、ロースクールという「大学院」に進学してはじめて体系的に法律の学習をすることになります。

とあるJD生に聞いたところによるとうちのロースクールの場合、大学を卒業して職業経験なくロースクールに入学してくる生徒が約4割で、残り6割が大学卒業後何らかの職業経験を経たのちに入学してくるようです。職業経験のあるロースクール生の割合が年々増えているとのことです。

ロースクールで3年間学び卒業した後に司法試験に合格して法律事務所に就職して弁護士として活動するというのが一般的な姿です。日本とは異なり、司法修習に相当する制度がないので、ロースクールが実践的な教育の役割をも担っております。私がときどきアップしている「リサーチ&ライティング」のクラスも実戦を意識した授業のうちの一つです(外国人留学生向けにアレンジされていますが)。

では、法律事務所への就職活動はどんな感じなのでしょうか。大雑把に言うと、このような流れのようです。

まず、就職活動のキーポイントは、2L進学時(1Lから2Lにあがるとき)の夏休みにオン・キャンパスで行われるインタビュー(面接)のようです。

8月中旬から下旬の時期にかけて、大都市の大手法律事務所(=多くの人が就職したいと思っているようなところ)の採用担当者がキャンパス付近のホテルを借りてその一室に学生を呼び出して第一次の面接を行います。

建前上はこの時期の面接は、翌夏(2Lから3Lに進学するときの夏休み)のサマー・ジョブのための第一次面接なのですが、その後の面接まで突破してサマー・ジョブを獲得し、それを無難にこなすと、通常は卒業後の就職の内定をもらえます。そこで、この面接を突破すること、その前提としてこのオンキャンパス・インタビューに呼ばれることがとても重要となります。

1L終了後の夏休みにこのようなキーポイントが待っているわけですから、1L生にとっての究極の目標は、「いかにしてあのオンキャンパス・インタビューに呼ばれるか」ということに集約されるといっても過言ではありません(やや言いすぎか?)。

さて、採用担当者が面接できる学生の数には限度がありますので、学生たちは書面審査によるふるいにかけられます。

で、1Lを終了したばかりの学生が自らを語る書面として提供できるのは、①ロースクールの1L時の成績と②レジュメ(履歴書のようなもの)ということになります。就職活動なので、日本同様「コネ」も重要ですが、それはおいておきます。

1L時の成績を見られますので、ロースクールの1年生達は少しでもよい成績をとろうと死に物狂いで勉強しています。うちは東海岸のトップ校に比べるとだいぶ雰囲気は緩やかとのことですが、とある教授がLLM生に対して「サンクスギビング休暇以降は、1Lたちは試験に向けて猛烈なテンションになるので話しかけてはいけない」などと冗談とも本気ともつかないことを言っていました。

彼らはロースクールで初めて法律の体系的な学習をするわけですから、法律のなんたるか、法律の勉強の仕方もまだよくわかっていない段階での試験の成績で大きな方向性が決まってしまうことに関してはなんだか疑問を感じるのですが、就職活動なんてどこもおかしなことだらけなのでそんなものなのかもしれません。

履歴書については、職業経験のある学生はそれを書くことができますが、ない学生は困ってしまいます。そこで、彼らが求めるのが1L終了時の夏休みのサマージョブということになります。この1L終了時のサマージョブは、翌夏の2L終了時のサマージョブや卒業後の就職とはなんら直接の関係がありません。また、ロースクールで1年間勉強しただけの学生にできる仕事にも限りがあります。そこで、とあるJD生は、「1L終了時のサマージョブの最大の目的は、履歴書に書く材料を得ること、そして、オンキャンパスでの面接でのネタ作り」と言い切っていました。

というわけで1Lたちは、初めての法律学習にもがき苦しみ、来るべき試験に対し不安を募らせながらも、さらに、その後の夏休みのサマージョブのことまでも考えなければならないわけです。

1L終了後、サマージョブを世界の各地で行い、8月中旬にアナーバーに戻ってきてオンキャンパスインタビューを受け、2Lの秋学期の授業が始まっていく。。。続きはもちろんあるのですが、こんな生活サイクルになります。

そこで、(ようやく本題に戻るのですが、)ロースクール内の様々なStudent Organizationが「1Lジョブフェア」などと称して、2Lや3Lの先輩学生をパネルとして呼び、1L時のサマージョブについての体験談を語るというような催しが頻繁に開かれています。私が所属しているのはアジアの法律に興味がある学生の集まりなので、それを反映してアジア地域で1Lのサマージョブを行った2L・3Lの学生を呼んでパネルディスカッションを行いました。

続く。

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2007年11月 5日 (月)

リサーチ

1時間時計を戻したおかげで、家を出るときに明るくなってました。これからもどんどん日が短くなっていくのでそのうちまた暗いうちに出て行くことになるのでしょうが、なんだか嬉しいですね。毎度のことですが、月曜の授業の最初の一言はカレッジフットボールの話題から。。。JJ Whiteのような名物教授も土曜はフットボール観戦に興じていると思うとこれまた可笑しいです。

最近のアナーバーですが、朝の気温が零下ということも珍しくありません。ただし、人間の体って不思議なもので、慣れてきているせいか、意外と寒く感じません。東京の真冬よりは薄着しています。

今日はリサーチの課題を提出。前回は先生方がかなりヒントを下さったし、わかりやすい論点だったのですが、今回は2回めということもあり、いきなりやれみたいな感じで結構厳しかったです。アメリカの若手弁護士の仕事のまねごとみたいで、しかも日本ではまずやらない作業なので最初は楽しいのですが、無限とも思えるケースの中から自分の事案に近いケースをデータベースで探す作業はかなり辛く、途中からはイライラしてきて、結局、締切時間に近くなってくると妥協して提出してしまいました。ちょっと仕事に似た雰囲気が新鮮に感じられた一日でした。

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2007年10月28日 (日)

秋のロースクール

人通りの少ない日曜に撮ってみました。

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2007年10月26日 (金)

Halloween Party

Law School Student Senate主催のHalloween Party。かなり大規模なパーティーで、アナーバーの外の会場に貸切バス何台かで乗りつける。そこまでやるかと思いつつ、せっかくのHalloween、コスチュームを着て参加。子どもの頃をちょっと思い出しました。

みんないつもは図書館で夜遅くまで勉強してるのに、こんな一面もあったのね!(JDも、LLMも)

知らない人にたくさん声をかけてもらい、コスチュームはそれなりに受けたかも。しかし、アメリカンなパーティに何かついていけないものを実感。。。

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2007年10月18日 (木)

リーガルメモ

リーガルメモのドラフトを提出しました。提出の締め切りが夕方4時ということで、昼ご飯を抜いて図書館で頑張って書き上げました。毎度のことながらスケジュール管理が下手で、ぎりぎりになってドタバタしてしまうのが情けないです。

リーガルメモといっても色々な種類があるのですが、ロースクールの初期の課題で課されるのは大体、オフィスメモ、つまり、生徒がアソシエイトとしてクライアントから法律相談を受けたと仮定し、相談を受けた事案についてまとめながら法的議論を展開し、分がある(ない)とボス弁に報告するというもの。アメリカは判例法国なので、議論の論拠としては基本的に判例を使用することが求められ、当該事案を論じるに当たって有効でかつ説得力のある判例を膨大な判例の中から検索することも大切な評価のポイントとされます。

でもこの課題、LLMに対して教育的配慮がよくなされていると思います。

まずは、事案を与え、本(Case Digestなど)やWestLawなどのデータベースでリサーチを行わせ、当該事案について論拠として引用する価値の高い判例を7つを上限に探させて提出する。

リストの提出と引き換えに、教授からメモで実際に引用すべき判例のリストを渡され、そのリストに掲げられた判例をもとにメモを作成する。第一段階のリサーチの課題とは切り離されているので、引用すべき判例をもとに議論を深め、書くことに専念できます。

メモも一発で完成させるのではなく、まずは、中核部分であるdiscussion(実質的な議論)の部分を提出します。それが今日締め切りのものでした。その後、教授と個人面談を行い、教授のアドバイスをもとに適宜方向修正したうえで、その他のパーツも書き上げて面談日から1週間後にメモを完成させ、提出するというもの。

自分なりに精一杯書きましたが、プロからどういうコメントが返ってくるか、どきどきです。

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2007年10月11日 (木)

Negotiation

Contractsの宿題の一つとして、Negotiationの課題があり、アメリカ人JD生とNegotiationらしきことをしました。

事案は、銀行が、とある事情(割愛)により受けた損害を保険会社に請求をするというもの。課題は、2人ずつ組になって銀行側、保険会社側に分かれて和解交渉を行い、その内容をまとめて提出すること。Contractsの授業の一環なので議論の範囲は締結済みの保険契約の解釈に事実上限定されています。授業では、契約の文言を解釈する手法やその際の様々な問題点を取り扱っていたので、それを応用して考えてみようということですね。

JD生にとっては、これは成績には関係ないから、私にとっては、会社での仕事と異なり実際にお金を動かすわけではない、交渉がまとまらなかったとしても恐怖(?)の陪審裁判に行くわけではない、という理由で、お互い笑いなども飛び交う何とも緊迫感のかけるNegotiationでした。しかも、ロースクールの地下のラウンジで集まってやっていたのですが、隣のテーブルでは別の組がNegotiationしていて、内容が聞こえてきます。そういえば、相手方から出てきた金額を上司に報告して、上司がその上に報告して(2度繰り返す)、一番上まで行って、承認をもらうなどという煩わしいこともありませんでしたね。

とはいっても、契約の文言の解釈をめぐって相手を説得すべく話すわけですから、日常の会話とは比較にならないほど表現の正確性に気を使い、この点では大いに得るものがありました。そもそも私の場合、事前の味方との下打ち合わせで、最も問題にしたかった条項を味方にすら納得させることができませんでした(笑)。

次回のContractsは、この事案をもとに授業を行うので予習をしないで済みます。こんなことでホッとするくらいContractsの予習は追い込まれていることを実感。

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2007年10月 8日 (月)

Eric

Contractsの授業は1L科目で典型的なソクラテスメソッド、ケースメソッド方式で授業が行われており、どうにもこうにも内容をよく理解できていない気がしていたので、インターナショナルホストのEricの誘いに応じて1時間、チューターをしてもらいました。ついでに色々と日常の勉強法、授業へ向けての準備の仕方、復習の仕方なども教わりました。

インターナショナルホストの仕事として、受け持っているLLM生のチュータリングまで行うことはさすがに想定されていないと思いますが、私にとっては色々な疑問点が解消できたので非常に有意義で、今後も継続的に行おうということになりました。ただし、Monday Night Footballにできるだけ重ならないように(笑)。今週のMonday Night FootballのCowboys vs Bills戦は、本当に名勝負でしたね。

それはさておき、毎週末のようにキックバックインタビュー(法律事務所への就職面接の一環です。また詳しく紹介したいと思います。)のためにニューヨーク、ワシントンDC、今週はロンドン(!)に飛びながらも、いつもマメにメールをくれ、しかも妻のことまで色々と気にかけてくれ、本当にできる人というのは人柄も優れているということを感じさせられます。Ericと出会えたことに本当に感謝です。

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2007年9月25日 (火)

Language Lunch

LLM生とJD生の交流の促進を一つの目的としたLanguage Lunchという企画に参加してみました。この企画は、毎週月曜と火曜に開催され、月曜は、スペイン語、フランス語、中国語、火曜日は、日本語、ドイツ語、アラビア語、ヒンディー/ウルドゥー語のテーブルがそれぞれ設けられ、当該言語をしゃべることのできるLLM生とJD生とが昼休みにピザを食べながらその言葉でおしゃべりをするという企画です。

それにしても、Lunch offered と銘打っているといつもピザが出されるのですが、このアメリカンスタイルは何とかならないものでしょうか?

それはさておき、日本語のテーブルには日本人LLM生と日本語をしゃべることのできるJD生とが集まり、日本語でしゃべります。アメリカ人と日本語で話すのは不思議な感覚です。日本で学んだり仕事をしたりしたことのあるJD生が多くて驚くとともに、彼らの達者な日本語を聞いていると自分も英語をもっと頑張らなければと刺激を受けました。

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2007年9月14日 (金)

秋学期の履修(後編)

秋学期の履修状況の続きです。

3.Contracts(4単位)

「Think like an American lawyer」の何たるかを学ぶためには、LLM生も1L科目を一つは履修したほうが良いとオリエンテーションを通じてアドバイスを受けました。確かに、2semesterで学ぶことができる量には限界があり、ならば根本の発想法を学ぶのは大事といえるので、1L科目の中からContractsを選択。教授がUCC(統一商事法典。コーヒー会社じゃありませんよ)の作成に深く関与した世界的に有名なJJ Whiteということも選択の理由。授業は典型的なSocratic methodで進められ、LLM生も遠慮なく当たられます。月曜から木曜の毎朝8時からというのも寒くしかも暗くなっていくこの時期、正直つらいですが、ご高齢の先生も毎日自転車で通勤されているとのことであり、頑張らないといけません。

4.Federal Antitrust(3単位)
独禁法の中でも主に違反行為の類型に属するものを取り扱います(企業結合規制は別科目。)これまたこの世界では大家のKauper教授の講義。今期で勇退されるとか。使用しているケースブックはケースをダイジェストしたものであり、いまいちわかりにくいと感じていたのですが、なんと隣の韓国人LLM生はダイジェストされたケースのすべてをLexis Nexis(判例検索データベース)でプリントし、原文を読んでいます。ダイジェスト版を読んでも確かにわかりにくいので、急がば回れでそちらの方がよいかもしれません。

5.Enterprise Organization(3単位)
会社法です。略称EO。4単位のEOもあってそちらの方がそれぞれのトピックを深く扱い、M&Aも結構取り扱うとのことですが(M&Aは冬学期で独立した科目であります)、Federal Antitrustと重なるのでこちらを選択。必ずしも実務経験(会社勤めの経験も)のないJD生に対してわかりやすく説明しようとするあまり、説明のための設例に「?」と感じるときもありますが、その後の説明は理路整然としており、聞いていて結構楽しいです。

以上、14単位を履修しようとしております。卒業の要件が24単位なのでちょっと欲張りな選択の仕方で相当に厳しいですが、やれる範囲で頑張っていきたいと思います。

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2007年9月13日 (木)

秋学期の履修(前編)

Add/Dropの期限が過ぎましたので、秋学期の履修状況でも。

1.Introduction to Constitutional Law & American Legal Process(3単位)

LLM生向け憲法です。General LLM生にとっては必修。浅く広く拾っていく講義のようで、American lawyerと話すときには共通の土台として憲法にまつわるこんくらいのことは知っておくべきという趣旨の講義のようです。最近何かと身辺慌しいChemerinsky教授の教科書を使ってます。

2.Research and Analysis in American Law(1単位)

Research Writing に関する授業。昨年までは必修でしたが、今年から選択科目に(LLM生限定)。Legal MemoなどAmerican Lawyerとして要求される書き方を学ぶ科目です。最近は、世界中に進出している米系法律事務所で業務経験のあるLLM生が増えてきており、既にこの技術を身につけているLLMも少なからずいるので必修ではなくなったのだとか。教授がほどよく実務の薫りを持ち込んでくれるので結構気に入っています。10月末までの履修で1単位、12月まで受講を延長すれば2単位。受講の延長の選択は10月末ですが、この追加1単位はちょっと大きいような気がしますねぇ。

以上、2科目がLLM生に限定した科目です。これら科目以外は、全体のカリキュラムの中から履修科目を選びます。私はビジネス系科目を中心に履修しているので、人権系科目を中心に履修しているLLM生達と教室で会うのは上記2科目だけです。「LLM生限定科目」には、LLM生が教室で集まる機会を確保するという目的もあるようです。LLM生限定科目が多すぎても困りますが、これくらいならちょうど良いかなと思います。

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2007年8月27日 (月)

はじめの一歩

のんびりおおらかなミシガンらしくオリエンテーションの開始時間は午後1時。

本日は初日ということもあって履修に関する内容の説明はなく、本当に初歩的な内容のオリエンテーションでした。こんなスケジュールの組み方もなんとなくミシガンらしい気がします。

全員の自己紹介を聞いたのですが、みな英語が流暢だし出身国だけでなくキャリアも「国際的」なので今後親しくなっていくのが本当に楽しみです。

ちょっとした空き時間を利用してロッカーを確保し、LLM生の必修科目と履修を予定している科目の教科書を購入しました。あまりに重いので一部は早速ロッカーにしまいましたが。。。既に初回の授業へ向けての宿題も公表されていますので少しづつやっていかないといけません。

夜はピザパーティーそしてバーでお酒を飲んで本日はお開きとなりました。

ピザパーティーでは、私のInternational HostのJD生とも会うことができて嬉しかったです。ミシガンのLLMは小所帯ということもあり各LLM生に一人のJD生がInternational Hostとして割り振られて色々と相談に乗ってくれるという制度があります。中には既にInternational Hostと会ったことがあるというLLMのクラスメイトもいたのですが、私のInternational Hostはワシントンでサマージョブをしていたこともあり本日ようやく対面できた次第です。

LLM生(general)33名、International Tax LLM生10名のクラスメートとともに頑張っていきたいと思います。

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